断熱性能・耐震性について
断熱性能について
改正建築物省エネ法に依る適合義務に基づき
省エネ基準地域区分による住宅性能表示製品を使用
屋根、天井、外壁、床下の断熱材は予算により、種類を決めます。
開口部のアルミサッシ及びペアガラス等の種類も同様です。
コスト面ではグラスウールが一番安価ですが厚みがあり、経年の耐久性は短いです。
また古民家の曲がった梁等に対して気密性に問題あり
壁、床等にはスタイロフォーム断熱材も使用します。
コスト面では高価ですが樹脂系の旭化成ネオマフォーム、フクビ化学工業フェノバボード等は薄くまた加工することにより 古材の丸太等に密着して断熱性を確保できます。経年による劣化が少なく長期性能を維持できます。 また対燃焼性の安全性があります。古民家再生、長期耐久性のある住宅には適しています。
古民家再生屋根、ネオマフォーム 垂木間に施工 新築住宅屋根 フェノバボード 垂木間に施工 板金屋根
耐震性について 建築基準法改正により
「2階建て以上または延べ床面積200㎡超え」の木造建築物は建築(新築・増築・改築・移転)や大規模の修繕・模様替えを行う場合には全ての地域で建築確認・検査が必要になります。「平屋かつ延べ面積200㎡以下」は対象ではありません。
リフォームでも2階建てかつ200㎡を超える場合は建築確認申請が必要です。
省エネ住宅・構造関係の事が要求されます。
新築・古民家再生で必要な壁量計算の筋交いの仕様について
筋交い寸法 100×45、105×45 材種は桧 筋交い金物で固定
土台は桧材としています。
基礎工事は新築はベタ基礎 古民家再生の場合も地盤が軟弱・液状化の恐れのある場合は標準はベタ基礎としています。
工事費のコストに応じて対応します。
新築住宅 木舞土壁+桧筋交いの例 「気候風土適応住宅」※断熱性能で考慮されます。
移築古民家再生の例
新築筋交い金物
古民家再生住宅筋交い金物 隅部分たすき掛け仕様
臼杵こども図書館の筋交い補強工事例 庇が有るので工夫しました。
基礎工事
新築工事のベタ基礎
古民家再生ベタ基礎 建物を揚屋を行い施工します。 配筋縦横共D13@150㎜
道路から上げた例