基礎工事
愛知県の平野部は軟弱な地盤が広がっているので基礎工事の選択は重要です。
新築工事の地盤改良工法は柱状改良工法、表層改良工法、鋼管杭工法などがあります。
再生工事の時は建物があるので地盤改良工事は出来ず、堅固なベタ基礎工事で地盤の液状化現象にも対応しています。
歴史のある家でも既存の玉石基礎では地震による液状化現象で地盤が沈下をする恐れはあります。
また玉石基礎でアンカーボルト等で固体していない場合、直下型の地震では建物が浮いてしまい大変な被害となります。
柱状改良工法の事例
周囲に住宅が建ち並んでいるので振動のない工法として採用しました。
支持地盤まで地中にコンクリートで柱(杭)を築く方法です。その上にベタ基礎を作りました。
工事費約40坪の家湿式柱状改良径500 L=3.5m64本 80万円
杭の天端を平らにします。径500
堅固なベタ基礎を作ります。配筋縦横共D13ミリ間隔150ミリ
鋼管杭工法の事例
豊田市では砂質地盤でした。鋼管杭の中間は溶接継ぎです。
鋼管杭の上にベタ基礎を作ります。配筋は縦横共D13ミリ間隔150ミリ
液状化対策になります。
古民家再生工事のべた基礎工事事例
杭工事、地盤改良工事が不可能なので、古民家本体を約1メートル揚屋して基礎を作ります。
移動距離が少なければ大工さんでも曳家も行うことが多いです。
揚屋の架台部分は鉄筋は立ち上げておきます。配筋は縦横共D13ミリ間隔150ミリ
ベース部分と立ち上がり部分が完成して基礎に土台が固定します。
そのあと空いた部分の鉄筋を伸ばしコンクリートを打ち完成です。