古民家再生
静岡県浜松市・A邸再生工事(リノベーション)
浜松市東区での古民家再生です。建築年は昭和8年で差し鴨居を使った伝統工法の作りです。
当初は施主の考えは再生する事は考えておらないで解体して新築する予定でした。
現在では中々出来ない良材と構造なので再生をすすめ実現しました。
予算は当初の新築計画と同金額に納める事にしました。
隠れていた美しい松丸太組みを吹き抜けとして見せました。
基礎工事は砂質の地盤の液状化現象対策として、建物を曳家してベタ基礎としました。
屋根は日本瓦に葺き替えて深い軒の日本建築らしくしました。
外壁は外装用じゅらくの塗り壁と杉の腰板を張りました。
トイレの手洗い器は信楽焼です。内部はすべて柱、梁を見せた真壁造りです。
私達の事務所では木造住宅にはこの仕様が最適な基準としています。
静岡県では古民家である日本家屋のリフォームを30年ぐらい行っています。