工事費用のコスト面について
工事を依頼する方法 ①設計事務所に建物の設計、工事監理を依頼して工事は建設会社依頼の場合 ②建物の設計、工事をハウスメーカーに依頼の場合の比較
①設計事務所への設計・工事監理の費用は工事予算の10~12%
工事は木造を得意とする中小の工務店に依頼する。ご希望により2・3社の相見積もりも取ることも出来ます。
②ハウスメーカーメーカーに建物の設計、工事も合わせて依頼します。但し工事に関しては下請けの協力施工会社に全て依頼します。
ハウスメーカーは営業、設計(プランニング)、現場の管理の経費として総予算の50%以上を取ります。展示場、コマーシャル等の人件費を含めた経費は大きいです。
下請けの施工会社は注文を受けた物件限りの為、その後の建物のメンテナンス、修繕、改築等が有る場合は別の職人が施します。
また、建設資材は全てハウスメーカー至急で組み立てるだけです。工事中の設計変更は難しいです。費用も掛かります。
そのため一度切の現場なので責任を持った工事が行われているか心配です。
①の様に設計施工を別に行った場合より全体の工事費は30~40パーセント高くなります。
同じ建材、設備を取り付けても工務店が直接工事する場合より10~20%経費がかけています。
ハウスメーカーが仕様する建材(屋根、外壁、断熱材、内装材、構造の木材、木製建具、アルミサッシ)及び台所、トイレ、浴室の設備機器は一般の工務店で施工可能です。また家の断熱性能、構造の耐震についても建築基準法に基き対応しています。
①の方法であれば工事を行った職人、設備業者が将来も責任を持ち点検いたします。
4月からの法令改正による「省エネ基準適合義務制度」の対応に関して、在来の木造建築を建てられる「気候風土適応住宅」も可能です。
主な内容は外壁の片面を真壁造りの土壁とすることです。今まで新築、古民家再生、移築再生の土壁仕様のものは該当します。
ハウスメーカーでは対応は不可です。